都心からのアクセスが便利な川崎市高津区にある帝京大学医学部附属溝口病院です。医師・看護師を募集しています。
従来の腹腔鏡下手術では2次元の画像を見ながら手術を行なっていましたが、ダヴィンチでは3次元立体画像を見ながら手術することを可能にします。
ダヴィンチ手術は腹腔鏡手術をロボット支援下に行うもので、今までの腹腔鏡手術の利点をさらに向上させることができると考えられています。ロボットによる手術を行うことで、複雑で細やかな手術手技を正確かつ安全に手術を行うことが可能になります。
また、ダヴィンチ独自の手ブレ防止機能により、スムースで精緻な手術操作をすることができます。機械の動作も、従来の腹腔鏡手術に比べ、人間の手の動きを正確に再現します。術者は高画質で立体的な3Dの手術画像を見ながら、人の手首よりはるかに大きく曲がって回転する手首を備えた器具が加わることで、従来の腹腔鏡下手術や開腹手術でも困難であった手術を可能にします。
2014年6月より手術支援ロボット(ダヴィンチSi)を導入し、各種がんに対して年間約200例のロボット支援手術を行っており、全国ベスト40位以内、神奈川県内でもベスト5以内の手術実施実績を誇ります。
ロボット支援手術は、患者さまに優しい手術で、傷口が小さく、社会復帰が早く、出血量が極端に少なく、拡大視野で繊細な操作が可能なため機能の温存が向上できる手術です。
執刀医は、ダヴィンチ手術システムの使用のためにロボット(ダヴィンチ)手術施行資格医師が行います。看護師においてもトレーニングを受けている看護師が介助を行います。
【ダヴィンチ手術の利点】
➀出血量が少なく、手術中の輸血の必要性が低い
➁傷口が小さく、感染リスクの低減
③術後の痛みが少なく、鎮痛薬の必要性が少ない
④早期回復と日常活動への復帰
⑤機能の温存が向上