都心からのアクセスが便利な川崎市高津区にある帝京大学医学部附属溝口病院です。医師・看護師を募集しています。

診療科のご紹介

耳鼻咽喉科 科長あいさつ

帝京大学医学部附属溝口病院

耳鼻咽喉科科長 白馬伸洋

 

2015年1月より溝口病院耳鼻咽喉科に赴任しました。

耳鼻咽喉科のなかでも耳の手術(鼓室形成術)を専門にしています。年間約200件の鼓室形成術を行っており、現在までに1500件以上の手術経験があります。

真珠腫性中耳炎は周囲の骨組織を破壊していく耳の病気ですが、音を伝える骨(耳小骨)が破壊されると難聴が生じ、さらに進行すると顔面神経麻痺や脳炎を引き起こします。他施設における真珠腫性中耳炎に対する手術法は、外耳道を大きく削って真珠腫を清掃する「外耳道削開型」が多いですが、私は外耳道を自然の形で保存する「外耳道保存型」の手術を中心に行っています。外耳道を保存したうえで、真珠腫を完全に清掃するためには高度な手技が求められますが、患者さまにとりましては、①耳掃除のための受診が不要、②イヤホンや補聴器を装用するのに問題が無い、③自然な状態で聴こえが良い、などの将来的な利点があると言えます。他施設での診断で手術は難しいと言われた方、あるいは昔手術を受けたけれども聴力が回復せず諦めていた方でも、出来る限り最善の治療に努めたいと思いますので、是非一度外来にお越しください。

また、当科の新しい専門外来として「鼓膜再生外来」を開設します。人工コラーゲンと鼓膜再生を促進する薬剤により、日帰りで鼓膜の穴を閉鎖させる最新の再生医療を提供します。皆さまの周りに鼓膜穿孔で困っていらっしゃる方がおられましたら、日帰り手術で治療が可能ですので、是非、お気軽にお問い合わせください。

その他にも、メニエール病や良性発作性頭位変換めまい症をはじめとする様々なめまい疾患の診断と治療を行う「めまい外来」や、音に対する感受性を高めることで難聴や耳鳴りの治療や、認知機能低下の予防に繋げる「補聴器リハビリ外来」、発声障害に対する「音声治療外来」などの専門外来も開設していますので、お問い合わせをお待ちしています。